日本語空間

2020年12月19日

胎動

昨日は、午前9時前から何度もメールの着信音が

鳴りました。

EJUを受けた学生たちからの、結果報告です。

前回より日本語の点数が20点以上伸びたが

もっと上を狙っていたので残念だった、

記述は、問題が難しかった割に点数が良かった、

総合科目の得点には満足している、等々。

その結果により、出願している大学の合否が

決定されるので、落ち着かないようす。

そうであっても、終わったことは、反省すべき

点だけ反省して、次に進む方が建設的。

第一志望以外の大学にも、すでに合格はしている

のだから。

彼らには、良かった点を特にほめ、あとは来春

の大学入学後に備え、専攻に関する本を読むよう

アドバイスしました。

実感が湧きませんが、今年もあと10日余り。

今日は、図書館の帰りに、海を見に行きました。

風が強く、雪がちらついていましたが、暗い海面

からは、「終わり」よりも、あたらしい「始まり」

の胎動が、感じられるようでした。

 「未来」の名がついた街の方を望む…

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