日本語空間

2020年9月14日

音読

少し前からレッスンで、音声を指導するにあたり、

希望に応じ、まず私自身が音読を行うことにして

います。

それに続き、学習者の方が音読し、私が発音を

チェックするという形式。

教材は、新書やニュース、新聞の記事等。

それだけを集中的に行いたいという希望もあれば、

レッスンの一部で行いたいという希望もあり、

個別に対応しています。

目的は、入試や就職の面接、すでに行っている

仕事のため、ただきれいに発音したい、と

さまざま。

私自身、黙読はともかく、ある程度の長さの文章

を音読する機会は他にないので、「かまない」

ようにと意識すると、少々緊張します…

しかし、模範となるべく、腹式呼吸で明瞭な発音

を意識し、流れるように読んでいくことを心がけ

ています。

最初、高低アクセントなどまったく意識せず、

その存在自体知らなかったという方が、

回を重ねるにつれ、自然な音声を体得して

きました。

それが、良い印象や円滑なコミュニケーションを

生み出し、学業、仕事及び広範な日々の生活に

反映されていくのであれば、非常に意義のあること

ですね!

秋空は澄み、燕は南国へと帰っていく。

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