日本語空間2022年9月11日2 分自空間を超えてもう秋になるというのに、夏から続いている宗教と政治の癒着 に関する問題が、終息する気配を見せない。 こんな折に、タイムリーというか「中世の争乱と肥大した信仰」 をテーマにしたチェコの映画が上映されていたので、近隣の ミニシアターに足を運んだ。...
日本語空間2022年8月14日2 分逆境における多幸感風立ちぬ、いざ生きめやも――! (訳)「風が立ち起こった。さあ、私たちは生きねばならない」。 ポール・ヴァレリーの詩『海辺の墓地』から、印象的なフレーズを 引用した小説『風立ちぬ』(1936-38)の著者・堀辰雄(ほりたつお)...
日本語空間2022年8月7日2 分ことば/実相大学院に在籍していたとき、ある科目の教員に勧められ、 DVDで『ヒロシマモナムール』(1959)を見た。 1958年、映画撮影で広島を訪れたフランスの女優が、 爆撃で家族を失った建築家の日本人男性と出会う。 被爆都市・広島や原爆資料館で目にした資料について、...
日本語空間2022年8月3日2 分夏の音コロナ発生以降、在宅期間が大幅に増えたこともあり、 身近な自然に親しむ機会が増えた。 こうしてブログを書いている間にも、ひっきりなしに 鳴く蝉の声が響いてくる。 旧事務所は、近隣に緑が生い茂っていたためか、 この辺りではめずらしいヒグラシ(蝉の一種)の...