日本語空間7月21日1 分キラリと光る会話をしたり、書いたものを読ませてもらったりしたとき、 「キラリと光るもの」を感じさせる人がいる。 それは、すでに開花しきった才能ではなく、「芽」の段階 ともいえるのだけど、ありきたりでない何かなのである。 たとえば学術論文においても、研究業績を積んだ者でなく、...
日本語空間7月16日1 分結実の時まで個人が経験することの中で、本当に無駄なことは 一つもないと思う。 すぐに結果が出なかったり、身につけたことが 役に立たなかったりすると、人は努力が無駄だった、 意味がなかったと落胆する。 しかし、すぐにかたちとして現れるものがある...
日本語空間7月15日2 分有機的なるもの平安時代、清少納言は『枕草子』の中で「〇〇なるもの」と して、自身が感じた有形無形の事物、事象を列挙している。 あくまでも主観だが、論文ではなく随筆なので、その偏りも 個性として読め、興味深い。 たとえば彼女は、「あてなるもの(上品なもの)」として、...