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出帆(しゅっぱん)の時

昨年、小論文指導をして、日本の大学に合格した

留学生の入学式が、今日行われました。


しかし、参加できる学生の人数には、制限があり、

家族は、基本的に参加できないそうです。

ご両親こそ、この日を楽しみにしていたでしょうが、

来日自体、困難な状態で。


それでも、4年後の卒業式には、晴れて一堂に会する

ことができると信じています。


その学生は、すでに健康診断等でキャンパスに足を

運んだそうですが、想像以上に設備が整っており、

学習環境に満足していると聞き、安心しました。


弾むような文面からは、将来の起業に備え、貴重な

留学の機会を、最大限活かそうという意気込みが

伝わってきます。


間に兵役の1年半をはさみ、6年近くの在学期間と

なるわけですから、これからも充実したサポートを

おこなう所存です。


そういえば、2月くらいまでは、事務所にいても

船の汽笛の音が聞こえる機会が、とても少なく

なっていたのが、3月に入ってからは、頻繁に響いて

くるようになりました。


実際に目にしなくても、船の行き来が再開した

ことが伝わり、何となくうれしくなったものです。


上天気に恵まれ、帆に風をはらんだ新しい船が、

今、滑り出しました。


 




  https://miraie.org/schedule.html

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