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ふたたび動き出す日々

朝起きて、すぐに事務所へ行く。 猫が出迎えて、早くエサをくれと、悲鳴のような 声を上げる。 野良猫を保護して、早3か月。 だいぶ家猫らしくなってきたが、ガラス窓越しに 外を見ているのを目にすると、庭に出して遊ばせ てやりたいと思う。 しかし、以前のような脱走騒動を起こしたら…と 不安でもある。 ハーネスをつける練習をしたのだが、首元が少し 苦しそうで、正直、猫にとって何がいいのか?  自信がない。 膝に乗ろうとする猫をいなし、2時間ほど、次の論文 のための読書をしながら、傍線を引き、メモを取る。 午後になり、以前、就職活動のサポートをした 元留学生から「転職に成功した」とのメールが入る。 日本人でさえ、この時節、少なくない人が失業の不安 を抱えているのに、天晴れなこと! と思う。 「明暗を分ける」という表現が、ふと頭をかすめる。 夕方から、ふたつの授業をおこなう。 切実な目標を持っている人に教えるのは、やりがい があり、自分自身、得るものが大きい。 幸せ至極である。 夜、大学院進学を考えている社会人の方に、スカイプ で無料カウンセリング。 希少な専門分野なので、それを活かし、無事入学を 果たすよう、後日サポートすることとなった。 少し前には、完全に停滞していた世界が、活力を取り 戻し、日々はふたたび動き出したようだ。 もはや常態となった新常態――ニューノーマル―― を生き抜こう。

 琳派を代表する尾形光琳の「紅白梅図」  毎年、梅の季節に公開されています。  (2021.1.22-3.9)  実物は、美しさを超えた圧巻の迫力!  機会があれば、是非。 「MOA美術館」 http://www.moaart.or.jp/

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一昨年、卒業論文のサポートを依頼してきた元留学生が、 先週の土曜日に結婚式を挙げました。 卒業と結婚がほぼ同時とは、珍しいこと… しかし、そこに至るまでは、単調ではないドラマがあった のです。 最初、彼女は添削を希望していて、あまり完璧に直しすぎ ない方がいい、といわれたので、そのつもりでいました。 理由は、ゼミの先生にも直してもらう「余地」を残して おきたいから、と。 しかし、年末になってもいっ