• 日本語空間

圧迫面接?

今年も、すでに半分が過ぎました! 

真に意義のある時間を過ごせているだろうか? と

己に問えば、いささか自信はありませんが・・・


国境が開かれたこともあり、昨年の今頃より仕事の

依頼が増え、研究発表や寄稿の機会も増えて、

まずまずの手応えとはいえそうです。


さて『日本語空間』は、アカデミックジャパニーズ、

特に論文指導に特化したあたらしい機関として出発

しました。


あらかじめ、その方向で、理想を思い描いていましたが、

必ずしも需要との一致がかなったわけではなく、

以前からサポートしている外国人学習者には、それと

は異なるメニューでも、例外的に対応してきました。

最近、日本での転職活動を指導していたのも、元学習者 の方です。


コロナ禍で、以前働いていた業界が打撃を受け、前職を

辞めた後は、精神的にもまいってしまい、あたらしい道

を模索していたとのこと。


就職のため、いくつかのサイトを利用していますが、

そこに公開する自己PRの文章作成や、会社選び、メールの

文章の添削、面接対策を徹底して指導していました。


それで、先週、第一志望の企業のウェブ面接を受けたのです

が、用意していた質問の答えが通用しないような、初めて

の面接方式を取られ、動揺してうまく答えられなかったと

報告を受けました。


具体的には、「自己紹介をお願いします」のことばもなく、

いきなり業務の説明を始められ、10分ほど採用担当者が

話した後、突き放した感じで質問をされたとのことです。


そのくせ、「今回、募集しているのは外国人です」と

募集要項には、一つも書かれていなかったことを言う。

なのに、なぜ冷たい?


「また、就業前に、何か勉強したり準備したりしておいた

ほうがいいですか?」

と一般的な質問をしたところ、「特にはありません」と

素気ない答えをもらったそう。


その学習者の方は、出鼻を挫かれてしまい、話すチャンス

を無理に作ろうと焦った結果、聞かれてもいないことを

しゃべってしまった、としょんぼりしていました。


それで、私からは「色々な面接官がいるので、相性が悪かった

のかもしれないし、準備が必ず通用するとも限らないので、

気持ちを切り替え次に進みましょう」と励ましのことばを

かけたのですが。


何と、結果は「合格」で、二次面接に進むことが決まりました!


それで、やっと理解できたのは、今回の面接がいわゆる「圧迫

面接」的なものだったということです。


実力を出し切れなかったと後悔しながらも、面接に対する丁寧な

お礼メールを、直後に送っておいたのもよかったのでしょう。


就職活動、転職活動は、日本人でも、山あり谷ありですが、

そうであるからこそ、ビジネスマナーを熟知し、適切な日本語

表現をすることで、外国人学習者も満足のいく結果を得られます。


さあ、戦いは開始されたばかり。

次の試練を、また勝ち抜きたいものです!


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出会いがあれば別れがある。 それは、理(ことわり)なのに、 一抹の寂しさを拭うことができない。 『日本語空間』がスタートしてから、 今までいちばん長く(2年半!)学習 を続けた方が、今月中旬に国へ帰る。 毎週日曜日の晩、PCの画面で顔を 合わせながら、実際にお会いする機会 は一度もなかった。 それでも、何の問題もなく、最後まで 円滑に授業を進められたのは何よりだ。 帰国後は、日本語を使う頻度が減る