- 日本語空間
大学院に行こう。
早いもので、今年も4月に突入しました。
言い方を変えれば、2021年もすでに、3分の1が
過ぎたということ…
それを思うと、穏やかな春の空気のなかにいても、
気持ちが引き締まるというもの。
さて、今月の初旬から、ほとんどの学校で、新年度
の授業がはじまります。
一方で、来年度以降の入学試験に関する「募集要項」
が、アップされてくる時期でもありますね。
特に大学院は、秋期と春期に試験を実施することが
多いため、早々に要項が出揃います。
→出願は夏から開始。
「日本語空間」は、これまでも、大学院で学ぶ意義
を伝えてきました。
それは、講師自身が、博士課程までを修了した経験
から、自信を持ってお勧めするものです。
努力して得た学位が、就職のような現実的場面で、
効力を発するのみでなく、そこで身につけた強靭な
「知」は、生涯にわたり己を助けと信じられるので。
先日、大学院生のリアルな体験談を、ネットで検索
していて、座談会の記事を見つけました。
「ここにしかない、自由と学びとイノベーション」…
魅力的です!

東京大学大学院工学系研究科
先端学際工学専攻
特徴的なのは、全員が、大学卒業後にストレートで
大学院へ進んではおらず、実に多種多様なバック
グラウンドを持っていること。
なかには、いくつかの大学院を経て、この研究科に
入った知の強者(つわもの)もいて。
机上の勉強にとどまらず、豊かな社会経験が、高い
経験値として活かされているのがわかります。
外国人の学生も多いようで、各人が、日本で学びながら、
さらに色々な国とのつながりを築けるのは、字義通り
「オープン」ですよね。
現実に目を向ければ、生きることには、とかく「縛り」
が多く、だれでも閉塞感を抱くことは珍しくない。
しかし、強靭な「知」は、磨けば磨くほど己に「自由」
をもたらしてくれるのです!

https://www.ais.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/about/roundtable_2019.html