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好奇心を味方につける

「おもしろがる」ということばがあります。 長く厳しい勉強や、研究に打ち込むとき、みずから 対象を「おもしろがれる」姿勢は、ふたつの実りを きっともたらしてくれるでしょう。 すなわち、「学ぶよろこび」と「学びの深化」です。 勉強はするもの、と割り切れる秀才タイプの人間で なかった私は、せめて自分自身をいかに退屈させず それを継続させるか、無意識のうちに努めていた気 がします。 その積み重ねは、幼少時よりも大学、大学院と専門 が絞られていくにつれ、効果を発揮しました。 だって「せねばならない」勉強から、自分自身が 好きなテーマを設定する「自由な」学びに切り替わる んですよ! 楽しくないはずがないし、オリジナルなテーマには、 愛情も注がれないはずがない。 どなたか名前は忘れましたが、若者の質問に対する あるノーベル賞受賞者(日本人)の答えが、心に残って います。 「もし、進む道に迷ったらどうすればよいですか?」 「できるだけ他の人が進まない道を行ってください」 こう書くと、難易度が高すぎるとか、遠大過ぎるなど と思われるかもしれません。 否、そうではなく、学びの対象は、この世界に存在する あらゆる事象なのです。 つまり、これを扱ってはいけないというものは、基本的 に存在しません。 たとえば、専門分野の異なる知人は、麺に関する修士論文 を書き、大手食品会社の研究機関に就職しました。 ラーメン文化は花盛りですが、彼は、学生時代から ユニークな創作麺や、トレンドの麺にくわしく、聞けば すぐに答えが返ってきて(「あそこのあの店」と)、 さすがだなと思ったものです。 知的好奇心は、むしろ学びの原動力。 楽しみながら歩を進めましょう!


    冬の風物詩・「猿団子(さるだんご)」。 体をぎゅっと寄せ合い、暖を取る。 「和む」とか「可愛い」とかいう声もあり  ますが…  中央には力の強い者が、外側には弱い者が  配されるそうで、人間社会の縮図のよう?  頑張れ! 春はもうすぐ。

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ニューノーマルがもたらしたもの

4日前、投稿論文が審査を通ったとの通知を受け、 最終の校正をおこない、昨日、完成した原稿を 先方に送りました。 3日間かけ、慎重に見直しをしましたが、3万字強の 長さで、他人には一切チェックをしてもらって いないため、神経を削りはしました。 ようやく今、晴れやかな気持ちで、次の論文の構想 を練っています。 コロナ禍は、字義通り、多くの災「禍」をもたらし ました。 一方で、それが切り替えさせ