top of page
  • 日本語空間

書きあぐねた時には…

以前、季節の変わり目が来ると、事務所の床には

猫の毛がかたまって落ちていた。

 

しかし、今年はいっこうに換毛の気配がない。

 

それもそのはず、12月だというのに、現在部屋

の温度計は18度を示しており、最近は屋外で

最高気温が20度の日もあるほどだ。

 

過ごしやすいのに越したことはないが、やはり

異常気象には相違ないので、環境の変化には

敏感になってしまう。

 

さて、長い論文を書いていると、執筆の手が

止まってしまうことが珍しくない。

「書きあぐねる」という状態だ。

 

そのような時、対処法はいくつかある。

 

好きなことを好きなように綴れる作文は、

ボトムアップ方式、つまり書き足し、書き足して

いくスタイルでも何とかなるが、論文はそうは

いかない。

 

最初に章立てをするのも、全体を見渡しおおまかな

把握をしてから、実際に書き出す前の下準備を

おこなうためなのである。

 

そこで、書きあぐねた時には、「構成」を

見直してみよう。

全体を見渡さず、無理やり書き継いでいっても、

結局、後で論理的整合性に矛盾が生じてきたり、

内容に重複が出てきたりする。

 

次には、できるだけ自分以外の人に読んでもらい、

コメントをもらうことだ。

その際、文章でコメントをもらうのもよいが、

対面で話せるなら、ブレインストーミング的な

機会にもなる。

 

最後に、書きあぐねた時の状況を打開するのには、

思い切って、いったん手を休め、屋外に出ること

をお勧めする。

 

気分転換に、と言って、座ったそのままでネット

サーフィンをしてみても、集中力がそがれるばかりだ。

数分であればよいが、惰性で画面を見ていたら、

頭の中にゴミがたまって逆効果だろう。

 

だから、できれば自然の中に出て行って、頭の中を

空っぽにしよう。

日光を浴び、フィトンチッドを体内に取り入れ、

ウォーキングでかたまった筋肉をほぐすのは、

再び書き続ける力を得る最良の方法かもしれない。

 

 


 

 
















コロナ禍の真っ只中に、郵便局でもらった

風船かずらの種をまいた(深く考えず適当に…)。

「厄除け」の意味があるとパッケージに

書いてあったのだが、まいたことも忘れて

いた今ごろ、いつのまにか実をつけていた

のに気づき、驚いている。

閲覧数:34回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「書く」ということ

諸々の事情で、身体に限界がきて、活動休止を余儀なく されることとなった。 顔の神経が何かおかしいと思ったら、舌が動かず、 いわゆる呂律が回らない状態になっていた。 奇妙な偶然というべきか… 少し前に亡くなった恩師は、出会った時すでに全盲に 近く、長年眼そのものが悪いと思っていたのが、全身の 神経疾患による病と判明し、最後は口も利けなくなって いたのである。 私の症状については、まだ原因が不明だが、

Comments


bottom of page