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朝型の生活
反省しています、いつも。
完全な朝型の生活に切り替えられないことを。
言い訳がましいですが、学生時代のほうが、完全ではなくとも、
学位論文完成という大きな目標のため、それがおこなえていました。
現在は、生活の要素がもっと複雑になっていて…
無論、夜型のほうが効率がいい、というひともいるので、あくまでも
個人的な経験談になりますが。
早朝に起きると、頭の回転が速く、インスピレーションも湧きやすい!
たとえば、ずっと思考していながら、迷路や隘路(あいろ)にはまり
込んでいる「問い」があったとします。
それが、数式が解けるようにすらすらと、解答への道筋がたどれて、
「キタ!」となるのです。
調子がいいときには、目ざめてすぐペンをとり、ノートに書きつけ
はじめます。→PCではないのがポイント!
脳内で、というより体内で、何かがグルグルと動いているのを感じ、
それが「熱いうちに」作業を進めなくては、とベストな状態で、
1日が始まります。
対照的に、夜遅く寝て、昼近くに起きたとき、このような「訪れ」を
経験したことはありません。
極端な夜型が続くと、体は疲れていても、頭が起きていて、不眠症気味
になります。
そうはいっても、締め切り間近になると、健康ばかりに気を遣っても
いられず、徹夜もしばしば。
その場合、多少、体調をくずすことは「想定内」です。
ただ、完全にダウンしないよう、ベストな働きがおこなえるよう、
普段から体力と気力を蓄えています。
しかし、であるからこそ、基本は朝型の生活が好ましいです。
春が、桜をはじめ花々(はなばな)の咲き初(そ)める季節なら、
初夏は、新緑の季節。
風と木々のざわめきと。