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木(こ)の葉のごとく

秋の日の ヴィオロンの  ため息の

身に沁みて ひたぶるに うら悲し

げに我は 落ちぶれて ここかしこ

飛び散らう 落ち葉かな


『秋の歌』ポール・ヴェルレーヌ

上田敏 訳(1905年)


(現代語訳)

秋の日に流れてくるバイオリンの

音が、ため息のようで身に沁み、

何ともいえずに悲しい。

本当に私は落ちぶれてしまい、

あちこちに飛び散っていく落ち葉の

ようだ…


落ち葉といえば、そこはかとなく悲しいイメージ

があります。

しかし、風景は「発見される」といわれる通り、

見る者の目により異なって映るのです。


先日、仕事の合間を縫って散策に出かけると、

海岸通りの並木が色づいていました。

イエローグリーンに彩られた世界が出現して。

夜なのに、そこだけが明るんで。


私の目には、熟した葉が、一枚また一枚、

旅立っていくのだと感じられました。


今週は、EJUの記述問題の解答が、木の葉が

舞い込むように次々と送られ、添削に追われて

います。


明日は決戦の時!

6月に試験が流れてしまった悔しさを、今こそ

ぶつけ、

全力で闘え、すべての受験生!!





















周遊バスの「赤い靴」号が走り抜けてゆく。

向かって左手側はすぐ海。右手側にはホテルが

立ち並んでいます。

 コロナ禍で、途絶えていた人足(ひとあし)

も戻ってきていました。

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