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淡き交わり

ゴールデンウィークが終わり、どこの学校も本格的な授業

に入っている。

特に大学の3年次以上や大学院では、ゼミがスタートして

いるころだろう。

 

大教室で参加する講義形式の授業と異なり、専門性の高い

学びにおいては、マンツーマンによる指導が欠かせない。

 

だが、以前にも書いたように、高度な学びこそ基本的には

「自立」が求められており、何から何まで教えてもらう

ことなどはありえない。

 

これまで依頼を受けた外国人学生の中には、研究に限らず、

担当教員との関係に悩んでいる人が少なからずいた。

 

学生に自立が求められるとはいえ、指導が放棄されるのは

許されないが、教員の側も多くの仕事を抱えているので、

研究に関するやり取りは、少ないことばで濃い内容を話す

ことが肝要と考えられる。

 

あえて乱暴にいえば、教員の反応があまりなくても落胆せず、

たとえば質問内容を変えてみる。

いずれにしても期待をかけすぎないことだ。

 

「君子の交わりは淡きこと水のごとし」ということわざ

がある。

ここでいわれているのは、「君子」同士のつきあいについて

だが、師弟関係であっても、やはり淡く長く続くことが

理想ではないだろうか。



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