- 日本語空間
濃密な時間
秋といえば受験シーズン。
ここのところ、徐々に依頼が増えてきた。
同じ学習内容は二つとなく、目まぐるしい
日々ではあるが、気力、体力ともに充実して
仕事に当たれることを感謝している。
1年のうち、閑散期には、どのような依頼が
きても対応できるよう、勉強を欠かさない。
その積み重ねが、繁忙期に生きていると実感
する。
「日本語空間」では、サバイバル的状況歓迎
と謳っているので、相当余裕のない依頼でも
まず断ることはない。
実際、半数以上が、それに近い状況であり
ながら、限界と向き合いつつ、最適解を導き、
結果を残してきた。
サバイバルを勝ち抜く緊張感と高揚感が、
むしろ学習者との二人三脚を後押しすると
自覚している。
そして肝要なのは、学習者のポテンシャル
をいかに引き出すか、それを審査員に対し、
どう映えるように見せるか、だ。
深まる秋に、濃密な時間が流れていく。
