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研究と実務

何かと慌ただしく、不本意ながらここしばらくブログが

1週間に1回しか更新できない状態のまま、9月を迎えた。


書こうとするテーマは色々あるが、気力が追いつかず、

反省することしきり。


さて今週は、母国の大学を卒業して日本の大学院に

進みたいという方のカウンセリングをおこなった。


社会人で、現在の仕事を長く続けるのでなく、将来に

転職を考えているため、専門性を生かせる大学院に

入りたいとのことだった。


大学の専攻と同じでなくてもかまわないので、入り

やすく、授業料も安い大学院が良いとのこと。


動機は理解できるが、とにかく近道をして適当な

大学院を選び、形だけ修士課程を修了しても、日本で

就職できる可能性は低いだろうと伝えた。


大学院にも、実学と非実学の専門領域があるが、いくら

実学であっても、基本は研究なので、地道に参考文献を

調べ、じっくり文章を書くことを避けては通れない。

それ以前に、テーマがないことには始まらない。


少し前から、社会人を経験してから大学院に進む人が

増えている。


皆さん、高いモチベーションで、いわば人生の転機を

賭けて大学院入試に臨もうとしているので、こちらと

しても最大限サポートをおこなう姿勢でいる。


しかし実務は得意でも、研究は苦手な人がおり、

一方で、かなり固い仕事をしていたのに、非実学系

の研究にすんなり入っていく人もいる。


大学院以上になり、研究者として生活を送るには、

ただ真面目なだけでは対応できないこともある。

むしろ硬い頭なら柔らかくしなければならない。


大切なのは、手間を省かずじっくり時間をかけて

新規性のあるテーマを設定すること。

そして、ただ完成させるため、論文を書くのでなく、

自身がどこかでたのしみながら執筆をおこなうこと。 そうすれば、多少ほころびがあっても、それは人を

引き込むような論文になる可能性が高い。


さあ知的好奇心に働きかけ、眠っている力を呼び

覚まそう!





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