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泳ぐ宝石

事務所で猫を保護してから、猫の体の模様が

目に入ると、それが気になるようになった。


「似て非なる」という句が思い浮かぶほど、

相似する色や模様がある一方で、各々微妙

に異なっている。


さて、折からの外国人観光客の急増で、連日

さまざまなニュースが報じられているが、

その中で「錦鯉(にしきごい)」に関するもの

を何度か見た。

それだけ、注目を浴びているということだろう。


鯉は、比較的高級な食用でもあるが、観賞用の

色鮮やかな錦鯉は、19世紀に新潟県で飼育が

開始されたといわれている。


コロナ感染拡大前から、外国人バイヤーが足繫く

日本を訪れており、ヨーロッパには錦鯉の専門誌

まであると聞き、驚いた。


アジアでは、香港に愛好家が多いそうで、

ヨーロッパでは、オランダが一番人気だという。

オランダといえば、17世紀のチューリップバブル

を思い起こすが、当時も、珍しい模様の花が

珍重された。


日本で、錦鯉といえば、日本庭園や高級料亭

の庭などが思い浮かぶ。

現在は、純和風の個人宅は多くないので、

一般人にはあまり縁がない存在ともいえる。


しかし、あらためて眺めるとさまざまな模様が

あるのは、確かに興味深く、「平和」なイメージ

などといわれると、そんな見方もあるのかと

思わされる。


「外」の目を通して知らされる「内」なる日本人

のディスカバージャパンといったところだろうか。


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