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編集感覚

昨晩、リライトを終えた原稿を、再び外国の研究所 に送りました。 この1週間というもの、昼夜逆転で、朝の光が射して から寝るという生活… 仕事も忙しくなってきたため、表面には出さないよう にしていたものの、オフでは、殺気立っていたのか 事務所の子猫が寄りつきませんでした。 それが今日は、膝に乗って降りようとせず、喉を鳴ら しているので、小さな動物というのは、本当に勘がよく、 デリケートだと思わされます。 さて、以前にも書きましたが、論文の締め切りは、 苦しみをともないながらも、解放をもたらしてくれる もの。 もし、締め切りが存在しなければ、永遠にでも書き続け てしまうでしょう… ひとたび文章を完成させてからは、書くというより、 「編集する」感覚で、精度を上げていきます。 内容の大きな変更はなくとも、大切な最終作業! 構成はベストなものか、論理的整合性は問題ないか、 またレトリックは適したものであるか。 投稿論文のように2万字強の長さになると、一部分を書き 改めただけでも、前後がずれてくるので。 内容は、無論のこと、助詞の一つ一つをそれにより、 置き換え、文末も単調にならないよう、目配りをする。 そう、「見せる」ため、「見てもらう」ために。 そんな繰り返しを、何百回となく繰り返していると、 時間が経つのも忘れます。 いよいよ原稿を送信する段階になると、「まだまだ」、 「もっともっと」という想いに、毎回、後ろ髪を引かれ… こんな業(ごう)?のような営みを、これからも繰り返し ていくのでしょう。     

     満腹でございます。

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