- 日本語空間
職人気質
新政権発足により、デジタル庁が設置され、日本も
遅まきながら生活全般のデジタル化が促進される
こととなりました。
しかし、日本がIT等の分野で出遅れていたといわれる
のは、この国が、感覚的に鈍かったということの証左
にはならないでしょう。
不合理な言語ともいえる日本語に象徴されるごとく
日本は、利便性よりも、感覚的な部分を尊重する
傾向があります。
かかる性格は、デジタルよりはアナログと親和的なの
です。
無論、時代の流れや技術革新を無視していては、
生活は成り立ちません。
とはいえ、たとえば「はんこ」が不必要となると、
印鑑職人の匠(たくみ)の技は、どこへ行くので
しょうか?
眼前の現実を見据えつつ、日本の伝統文化である
「モノづくり」や「熟練の技」を大事にしたいもの
です。
「質」に徹底してこだわること。
安藤忠雄さんが、先日のインタビューで語っていた
ように、その仕事に全存在を賭け、生きているひと
を「一流」と呼びたい。
職人気質(しょくにんかたぎ)よ、永遠なれ!

まさかと思いましたが、ありました…
「寿司ロボット」。
味は一体?