- 日本語空間
音読
少し前からレッスンで、音声を指導するにあたり、
希望に応じ、まず私自身が音読を行うことにして
います。
それに続き、学習者の方が音読し、私が発音を
チェックするという形式。
教材は、新書やニュース、新聞の記事等。
それだけを集中的に行いたいという希望もあれば、
レッスンの一部で行いたいという希望もあり、
個別に対応しています。
目的は、入試や就職の面接、すでに行っている
仕事のため、ただきれいに発音したい、と
さまざま。
私自身、黙読はともかく、ある程度の長さの文章
を音読する機会は他にないので、「かまない」
ようにと意識すると、少々緊張します…
しかし、模範となるべく、腹式呼吸で明瞭な発音
を意識し、流れるように読んでいくことを心がけ
ています。
最初、高低アクセントなどまったく意識せず、
その存在自体知らなかったという方が、
回を重ねるにつれ、自然な音声を体得して
きました。
それが、良い印象や円滑なコミュニケーションを
生み出し、学業、仕事及び広範な日々の生活に
反映されていくのであれば、非常に意義のあること
ですね!

秋空は澄み、燕は南国へと帰っていく。