先日、「12月20日に、卒業論文の原稿を送り、年末までに
添削して返してもらえますか?」という依頼がありました。
かなり「ざっくりした」問い合わせです。
このような場合、原稿を預かる前に、詳細な状況を聞き、
時間を節約。
そして、必ず逆算を行います。
基本的には、依頼者の希望を最優先しますが、今からだと
何ができて何ができないか、より良い方法を提案しています。
たとえば、ただパスできるレベルの体裁に整えるのか?
高い評価を得るレベルまで引き上げるのか?
その後の進路によっても、アプローチの仕方は異なります。
昨年、指導をした院生の方の修士論文は、結果的に優秀賞
を獲得しました。
その方は、博士課程に進み、最終的には研究者となり大学
でポストを得たいという希望だったので、短期間でも
集中して、提出日の午前3時半までスカイプでやり取りを
行い、修士論文を完成させたのです。
締め切りがその日の正午だったので、「寝ないで最終の確認
をします」といっていた声が、今も耳に残っています。
提出直後、大学院の廊下で、副主査の先生に呼び止められ、
「(修論)とても良かったよ!」と称賛されたと聞き、努力
が報われたと感じました。
「〇〇上等」という語があります。
幅広く何にでも使えるものではなく、「やってやるぜ!」、
「どこからでもかかってこいよ」、「満喫しようじゃないか!」
というような威勢のよい響きを伴います。
そう、必ずしもお上品な用例ではありませんが。
あえて言いましょう、「サバイバル上等!」と。
長野県阿智村は、星空が日本一美しいそうです。
肉眼で、天の川(あまのがわ)が見えるとのこと。