日本語空間2020年6月6日2 分女性医師の嘆き「リケジョ」とは、俗語ではありながら、「理系女子」を、肯定的に 捉える形容詞です。 第三者から、揶揄的(やゆてき)にそう呼ばれるのでなく、就職指南の 書籍やサイトで、積極的に使用されていることからも、この語は、定着 した感があります。...
日本語空間2020年5月8日2 分蘭学(らんがく)・写真・カステラ以前に紹介した映画『合葬』のなかで、主人公の一人・悌二郎 (ていじろう)は、「長崎帰り(ながさきがえり)」という設定。 1868年当時、新しい学問を身につけたインテリといえます。 鎖国体制が敷かれた江戸時代にも、長崎は、公的には唯一、外国 へと開かれた窓でした。...
日本語空間2020年4月30日2 分ノブレス・オブリージュ皆さんは、親の仕事を継ぎたいと思ったことがありますか? 「親の背を見て子は育つ」ということわざがあります。 もし、親と同じ仕事をしたいと自然に思えたなら、すばらしいこと ですね。 親御さんは、黙って、その覚悟と責任をも教えてくださったので しょうから。...
日本語空間2020年4月29日2 分世襲(せしゅう)映画『合葬』の冒頭で、柾之進(まさのしん)が、仇討ち (あだうち)に出立(しゅったつ)する場面があります。 父親が、どこかの武士によって殺害されたため、その相手 を討(う)ちにいくよう、母親から命じられるのです。 家臣たちは、主人である柾之進を、いかにもうやうやしく...