日本語空間2022年8月28日2 分抽象的思考がコアとなる日本語で書かれているにもかかわらず、簡単に読み進められない 文章や本がある。 それらは大抵、抽象度の高い内容だ。 現実に、目は紙面を追っているのに、気づくと内容が頭に入って きていない。 恥を忍んで告白すれば、そのような際、自分はよほどレベルが低い...
日本語空間2022年8月21日2 分骨格のある文章それなりに忙しい毎日を過ごすうち、あわただしい週末が 訪れる。 今週中にこれだけは終えないと、と焦りながら、ブログの 更新が、優先順位の下のほうに来がちで、反省すること しきり・・・ さて、卒業論文の指導をしている学習者から、私が添削、...
日本語空間2022年8月18日2 分平板な記述を克服する論文であるにもかかわらず、レポートのような印象を 与える文章があります。 日本語の意味は理解できるけれど、メリハリがなく 単なる「まとめ」になってしまっている・・・ 原因は、いくつか考えられますが、まずリファレンス が少なすぎること、単一な視点しか取り込めてない...
日本語空間2022年8月14日2 分逆境における多幸感風立ちぬ、いざ生きめやも――! (訳)「風が立ち起こった。さあ、私たちは生きねばならない」。 ポール・ヴァレリーの詩『海辺の墓地』から、印象的なフレーズを 引用した小説『風立ちぬ』(1936-38)の著者・堀辰雄(ほりたつお)...