「リファレンス」は、多ければ多いほどよいです!
と、今日の結論を、先にいわせてもらいます。
皆さん、こんにちは。
週明けから、はっきりしないお天気が続きますね。
緊急事態も、宣言の解除まで、あと一息というところなのに、なかなか
基準を満たさず、もどかしい…
こんなときは、実用的なことより、楽しい内容のほうがいいのか?
などと悩みつつ、今日も書きます。
私事になりますが、投稿論文の締め切りが、来月に迫ったので、仕事を
していないときは、ずっと執筆に取り組んでいます。
おかげさまで、アウトラインは完成して、あとは部分的な「書き込み」と
「推敲(すいこう)」が、主たる作業となりました。
今回、苦労したのは、やはり参考文献。
CiNiiその他で、オンライン上にアップされている論文は、読むことができ
ますが、図書館が、軒並み閉館してしまったのは、前代未聞(ぜんだい
みもん)の事態で、マイッタです!
通常であれば、国会図書館や、大学の図書館が利用しやすいですが、地域
の図書館も、洋書がないことを除(のぞ)けば、かなり有用なのに…
しかし、先日記したように、閲覧だけでなく、窓口での手渡しもできなく
なったため、郵送で貸し出しをしてもらっています。
洋書は、アマゾンで購入することにしました。
さて、冒頭に戻って、よい論文、否(いな)、文章全般を書くのに際し、
リファレンスは多いほどよい、といえます。
論文以前に、レポートのように短い論述でも、何を参照したかは書かねば
なりませんね。
そのとき、文章だけでなく、参考文献も、当然、評価の対象に含まれます。
公的に記す参考文献は、数が多ければよいというものではありませんが、
少なすぎるのも、また問題で。
せっかく見当をつけて読んだのに、やっぱり使えない、というときには、
誰でもがっかりするものです。
そこで、普段から、自分自身の専門は無論、読書の幅を広げておくことが
とても重要です。
→専門を「縦」に掘り進めるだけでなく、「横」にも分野を横断するよう
心がけると、知識は、布のように密になり、さらに建築のように立体的に
なります。
また、最終的にその文献や資料が使えなくなったとしても、大量の文章を
読みこなすことで、自分自身の文章力も、確実にアップするでしょう。
こと文章に限らず、リファレンスの量と質は、「知」を形成する最たる要素
か、と。
それでは、曇り空を吹き飛ばして、今週も、前に進みましょう。
アムステルダム大学図書館