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「共生」考

子猫のメメ(推定4か月)が、事務所に遊びにくる

ようなってから一か月が経ちました。

野良にしては品がよく? 控えめな性格です。


これまで室内で猫や犬を飼ったことがなかったこと

もあり、不勉強だったのですが、現在、日本のペット

は大多数が、去勢や不妊手術を施されるようです。


ペットショップなどでは、やはり生まれたての犬猫

のほうが、好まれる実情があります。

その際、生後2か月から当該の手術が行われると聞き、

衝撃で頭がクラクラしました。


気になったのは、動物病院や地域の動物愛護センター

のサイトで、その手術が「猫の寿命を伸ばし」、

デメリットは肥満くらい、と判を押したように同じ

口調で語っていること。


一方、メリットは、発情期にうるさく鳴くことがなく

なり「穏やかになる」ので、猫にとってもそのほうが

幸せだと、こちらも「右に倣え」の姿勢です。


現在、鹿児島県の奄美大島で、「生態系に悪影響を

与える」との理由で、大規模な猫狩りが行われて

います。

環境庁が実施したものですが、実際に罠にかかった

のは、猫以外の希少種が多く、この管理計画が

「無益」なことが、福岡大学・山崎好裕教授の調査

により証明されました。


先日、日本学術会議への批判派が、何を研究して

いるのかよくわからない学者などに税金を与える

のは、税金のムダだという意見を発していましたが。


山崎教授が行ったごとく、有益な学術研究が存在

することを、注視してほしいものです。


山崎好裕

東京大学博士(経済学)。現在、福岡大学教授。


論文「統計的推測の誤用としての奄美大島『ノネコ』生息数推定」














     メメ、笑ってる?

目のまわりをきれいにして、右目の逆さまつげ

を治してあげたいけれど、おとなしいまま病院

へ連れていくことができるか…

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